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FD3S 整備

ABS修理

車両: FD3S RX-7 6型 車種: FD3S 作業: ブレーキ / 車検 / 整備

ABS修理 完結

長い戦いでした。

最初の症状は、

車速が入るとブレーキ警告灯(赤)が点灯。

ところがABS警告灯(黄)は点灯していません。

「ABSは正常なのか?」

と思いながら点検を進めると…

まさかのABS警告灯の球抜き。

まずは球を入れて正常状態へ戻し、ようやく診断スタートです。

故障コードを確認すると最初は「13」のみ。

しかし走行テストを行うと、

11
12
41
52

と次々に故障コードが増殖。

正直、

「マジか…」

でした。

6型FD3SのABSユニットはBosch製。

今回はABSユニットのオーバーホールも実施。

まずはABSセンサーを点検していきます。

測定すると、

・右リアセンサー 抵抗値0Ω
・右フロントセンサー 抵抗値0Ω

完全にアウト。

中古良品へ交換です。
新品はもう販売されてません。

さらに、

・左フロントセンサー 2.4kΩ

断線ではありません。

抵抗値も出ています。

しかし正常なセンサーと比較すると明らかに高い。

この時点では断定できません。

まずABSユニットをオーバーホールし、故障コード52は消滅。

しかしまだ終わりません。

右リアセンサー交換。

故障コード13消滅。

まだ残る。

右フロントセンサー交換。

故障コード11、41消滅。

まだ残る。

最後に残ったのは故障コード12。

左フロントセンサーです。

抵抗値は出ている。

見た目も問題無い。

断線でもない。

だからこそ厄介です。

正常か異常か判断が難しい。

しかし他輪との比較では数値が高い。

違和感だけが残る。

最後の可能性を信じて左フロントセンサーを交換。

キーON。

警告灯消灯。

試運転。

再診断。

故障コード無し。

やっと完治しました。

結果として、

・Bosch ABSユニット
・右リアABSセンサー
・右フロントABSセンサー
・左フロントABSセンサー

複数箇所の同時故障でした。

古いスポーツカーは故障コードの場所を交換すれば直るほど単純ではありません。

測定する。

交換する。

確認する。

また測定する。

ひとつずつ可能性を潰していく。

今回も最後に頼りになったのは部品交換ではなく診断でした。

かなり時間は掛かりましたが、無事ABS完全復活です。

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