
ABS修理 完結
長い戦いでした。
最初の症状は、
車速が入るとブレーキ警告灯(赤)が点灯。
ところがABS警告灯(黄)は点灯していません。
「ABSは正常なのか?」
と思いながら点検を進めると…
まさかのABS警告灯の球抜き。
まずは球を入れて正常状態へ戻し、ようやく診断スタートです。
故障コードを確認すると最初は「13」のみ。
しかし走行テストを行うと、
11
12
41
52
と次々に故障コードが増殖。
正直、
「マジか…」
でした。
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6型FD3SのABSユニットはBosch製。
今回はABSユニットのオーバーホールも実施。
まずはABSセンサーを点検していきます。
測定すると、
・右リアセンサー 抵抗値0Ω
・右フロントセンサー 抵抗値0Ω
完全にアウト。
中古良品へ交換です。
新品はもう販売されてません。
さらに、
・左フロントセンサー 2.4kΩ
断線ではありません。
抵抗値も出ています。
しかし正常なセンサーと比較すると明らかに高い。
この時点では断定できません。
まずABSユニットをオーバーホールし、故障コード52は消滅。
しかしまだ終わりません。
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右リアセンサー交換。
故障コード13消滅。
まだ残る。
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右フロントセンサー交換。
故障コード11、41消滅。
まだ残る。
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最後に残ったのは故障コード12。
左フロントセンサーです。
抵抗値は出ている。
見た目も問題無い。
断線でもない。
だからこそ厄介です。
正常か異常か判断が難しい。
しかし他輪との比較では数値が高い。
違和感だけが残る。
最後の可能性を信じて左フロントセンサーを交換。
キーON。
警告灯消灯。
試運転。
再診断。
故障コード無し。
やっと完治しました。
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結果として、
・Bosch ABSユニット
・右リアABSセンサー
・右フロントABSセンサー
・左フロントABSセンサー
複数箇所の同時故障でした。
古いスポーツカーは故障コードの場所を交換すれば直るほど単純ではありません。
測定する。
交換する。
確認する。
また測定する。
ひとつずつ可能性を潰していく。
今回も最後に頼りになったのは部品交換ではなく診断でした。
かなり時間は掛かりましたが、無事ABS完全復活です。

